農業向け生産計画
生産計画の自動立案
解決したい障害・課題(ペイン)
- 栽培する野菜の種類は30種ほどあります。種類は季節により変更したり、新しいものが加わったりします。
- 生育期間は、7日〜45日。季節、種類によって変動します。冬の方が寒いので長くなります。
- 種まきは育苗箱(ヨコ60センチ、タテ30センチ)一枚単位で種まきをします。
- 育苗箱一枚から収穫できるパック数は種類によって違いますし、季節によって少し変動します。
- 生育する場所(ハウス)の面積は変わりませんが、ハウスが増えたりすることはあります。
- 出来上がった育苗箱の収穫期間は、1日で完結します。
- 育苗箱で生長した野菜は、注文がなかった場合は3日〜4日くらいで廃棄となります。
- 受注数や出荷数はパック単位
- 種まきや生育中、収穫は育苗箱単位(枚数)になります。
経験や勘に頼らない計画
RPAでの解決(ペインリリーバー・ゲインクリエイター)
実装
- ハウスデータ(育苗箱データ)および受注データ(出荷予定データ)を取り込む
- 生産計画を立案する
- 立案した計画データを生産計画表として出力する
生産計画表の例
効果(ゲイン)
手作業の場合 | RPAで自動化した場合 | |
---|---|---|
作業時間 | 毎月10時間。 | 5分程度 |
発生するコスト |
20,000円/月
※時給2,000円想定
|
初期設定にかかる時間1時間*2,000円=2,000円 |
テンプレート
注意事項
- 事前に、ハウスおよびハウス内の種苗箱を定義しておく必要がある。
参考
有給管理については、以下が参考となる。
- 図解でよくわかる スマート農業のきほん: 最新農業の基礎からドローン技術習得、作業記録と生産管理、新規参入まで (すぐわかるすごくわかる!)
- スマート農業のすすめ~次世代農業人【スマートファーマー】の心得~
- 農業生産の時間的管理と分析